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外国人雇用の最新状況
2020年度の「外国人雇用状況」の届出状況まとめによると、以下の通りとなっています。
・外国人労働者数は1,724,328 人で、前年比 65,524 人(4.0%)増加し、平成19年に届出が義務化されて以降、過去最高を更新
・外国人労働者を雇用する事業所数は 267,243 か所で、前年比 24 ,635 か所(10.2%)増加し、平成19年に届出が義務化されて以降、過去最高を更新
少子高齢化による国内需要の低迷、国内市場の飽和、海外市場の活発化などを背景に、多くの企業が外国人人材の育成や活用を強化しています。
日本語研修導入で失敗しない3つのポイント
日本語研修の必要性を周囲が理解する
日本語研修が他の研修と大きく異なるのは、人事担当者や職場のメンバーが日本語話者である場合、「日本語研修の意義や価値をイメージしにくい」という点が挙げられます。特に業務が英語中心で進む場合、その傾向は顕著と思われます。
ですが、日本は人口における英語話者の割合が極めて低い国であるため、日本での生活には日本語理解が必須となってきます。スーパーで買い物をする、レストランで食事を注文する、光熱費の支払いをする・・・日常のちょっとしたことでさえ、日本語がわからないと大きなストレスをもたらします。
そのような背景を周囲が理解し、外国人社員が研修を受けやすいようなサポートをすることが大切と言えます。
日本語学習の習慣化と仕組み化
語学で成果を出すために一番大事なことは、「継続」です。そして継続のためには、「習慣化」が必要です。朝起きて顔を洗う、一杯のコーヒーを飲む・・・といった「毎日普通にしていること」のひとつに日本語学習を位置づける必要があります。
ポイントは、「いつ」「なにを」「どのくらいの時間」を全て決めることです。
例えば、以下のようなスケジュールを組むことが考えられます。
・毎週水曜に、朝9:00から50分間のラーニングレッスンを受ける。→全員必須の社員研修として設定
・それ以外の平日は、朝9:00から25分間のスピーキングレッスンを受ける。→福利厚生での補助対象として設定
・土曜と日曜は、朝9:00から30分間、動画学習をする。→福利厚生適用の条件として設定
研修担当者と受講者が継続と習慣化の重要性を共有し、それを実現するための社内の仕組みを持つことが大切です。
日本語学習の成果の見える化
研修の成果を一定期間ごとに測定することは、関係者すべてに以下のようなメリットをもたらします。
・研修担当者にとって:費用対効果の測定、研修プログラムのアップデート
・受講者にとって:目標のアップデート、モチベーション維持
・周囲のメンバーにとって:受講者とのコミュニケーション可能範囲の確認(会議に参加できるかどうかなど)
Cotoでは、グローバル日本語学習支援機構の「日本語会話力評価テスト(AJCS)」を採用しています。AJCSは1対1のオンラインインタビューテストを通して行われ、以下の評価を行います。
・10段階のコミュニケーション総合力評価
・以下の3つの項目についての3段階の発話クオリティスコア
①Communication Strategy ②流暢さ ③語彙力
AJCSは日本語教育の経験が無い方でも成果が客観的に確認できるテストであり、企業での日本語研修の成果確認ツールとして適切と言えます。
その他の日本語能力テストについて知りたい方はこちら 外国人採用に役立つ、日本語能力を測るテスト5種を比較
まとめ
法人向け『成果に繋がる日本語研修』
5000人を超える外国籍ビジネスパーソンの日本語力アップに貢献してきたCotoだからこその、確実に成果を出す日本語研修を是非ご利用ください。
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